地元の信用金庫に就職して2年目の兄。最近父との会話が増えました。正直、犬猿の仲だと思っていましたので、二人にどんな変化があったのか、とても気になります。父と兄、二人の会話には、無関心なふりをしつつも、聞き耳をたててしまいました。学生の私には、耳慣れない単語ばかりですが、FXとか、先物取引だとか、上場したしないなど、経済問題、金融情報などの話題で盛り上がっているようです。週末の夕食後は、ビールを飲みながらの親子談義。アルコールの影響もあるのでしょうが、普段は無口な父も、舌がなめらかに動きます。兄も、学生だった二年前までは、首を縦に振るか横に振るか程度のコミュニケーションしか取っていなかったのに、これほどまでに変わるものかと、本当に感心してしまいます。今日もふたりの会話に出てきた単語、先物取引。学生の私には、なじみのない単語です。普段は、テレビ欄しか見ない新聞に、何か情報が載っていないか、めくってみました。今日の一面は、あまり興味のない政治の話題。2面、3面も読みたい記事はなく、パラパラめくっていくと、記事の内容より、雑誌の広告の文字に目がとまります。メイクやネイル、そんな単語にはすぐに反応してしまいます。経済面、国際面に、金融情報のページにたどり着きました。細かい文字と数字が並んでいます。この辺のページなら、父と兄の会話に出てくる先物取引のことが書いてありそうですが、なかなか見つかりません。気が付いたら私の視線は、携帯の新機種発売の広告にいっていました。先物取引のことは、わたしが社会人になるまでに、父と兄の会話を聞いて、勉強しようと思います。
先物取引って怖いイメージがありませんか。絶対に儲からないし、儲からないどころか絶対に損をするような、素人が足を踏み入れてはいけない領域のような感覚です。先物取引とは未来の取引のことをさします。私たちが想像している先物取引は「商品先物取引」と呼ばれるもので、商品と名の付くもの、例えば農産物や畜産物や砂糖を始めエネルギー関係、貴金属、非鉄金属などを扱っています。その他の先物取引として「証券先物取引」「金融先物取引」などがあります。そこには先物取引の営業マンも絡んできます。
世界で取引されている小麦やとうもろこし、原油などと売りに出される前に買い付けをして取引することを先物取引というってことをおじさんから聞いたことがあります。株取引などと似ていてものすごい額のお金がいったりきたりして、ものすごく儲けたり、すっからかんどころか借金まみれになることもあるらしいです。地道にこつこつと働いている一般庶民には何がどうなっているのかさっぱりわからない世界です。そこまでしてお金儲けをしていったい何に使うのでしょう。欲しいものがまだまだあるのでしょう。先物取引による影響は私たち庶民にも影響したりすることがあるみたいです。
私は商品の先物取引にちょっと、興味があります。でも、先物取引と言っても何をどうすれば良いかと問われれば、分かりませんと答えることしか出来ません。ですから、少し調べてみました。将来の売買について、予め現時点で約束する取引のことだそうです。どんな商品があるのでしょうか。誰が考えたのかと言うと、江戸幕府の時代に役所によってお米の先物取引を許可したのが始まりだそうです。すごいですね。そんなに大昔から考えられた取引だったのですね。では、どんな商品の先物取引があるのでしょう。
先物取引と言って真っ先に思いつくのが、商品先物取引で相場です。連想ゲームのようですが、一般の主婦にはあまり、というか全然なじみのないものだと思います。私の中では株と同じようなものでリスクの高いものです。先物取引は証券会社を通してするものだという漠然としたイメージだけがあります。私には関係のないものだと思います。これからも関わらないものだと思います。自分でいうのもなんですが私は堅実派だと思います。
私達の生活は多くの物から成り立っています。生活をする為に必要な家であったり、その中で生活する為の家具であったり、生きていくために必要な物を食べる為にスーパーマーケットに商品を買いに行ったりすると思います。多くの商品には値段が決められていてそれに対し私たちはお金を支払っています。この商品の価値はその時々で変化する事があります。例えばテレビ番組でパスタが体に良いととりあげられたことにより、パスタ関連の商品の需要が急速に高まった場合、その商品の生産が追いつかない事があれば単価をあげる原因になると考えられます。